株式会社オハラ

架け橋ものがたり KAKEHASHI STORY

五郎島金時芋ものがたり

「もったいない」からすべてがはじまった。

平成15年春いつもお世話になっている大阪阪急百貨店の一番店“五感”の浅田社長が弊社にお越しになりました。スィートポテトを作りたいということで、金沢近郊の五郎島金時栽培農家の河二さんを訪ねました。せっかく作ってもこんな風にちょっと曲がっても売り物にならないんです。と肩を落として河二さんは話されました。

形が悪くてもこれなら大丈夫

五郎島金時というブランドをみんなで高めていこうと頑張っていたので、どうしても少し形の悪い芋がはじかれていたのでした。美味しいけどちょっとだけ形が悪くて売れない!なんとも歯がゆい気持ちを生産者は抱いていたのでした。それならこれを焼き芋ペーストにしてスィートポテトにして売ってみよう!

奇跡の一日

そしていよいよ販売初日。なんと長蛇の列が!もうびっくりです!肩を落としている農家がいて、オハラが商品化することによってお客様のところでは長蛇の列ができる・・・何と素晴らしいことか!ここから生産者も我々加工業者も販売してくれるお店の方もそしてお客様もみんな喜んでくれる“4つの笑顔プロジェクト”がスタートしたわけです。

架け橋産業の誕生

人と人、地域と地域、農村と都市、衰退しかかった農業と夢あふれる農業、いろんなご縁を活かして架け橋になっていく・・・そんな使命を見つけたのは、まさにこの五郎島金時との出会いでした。

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